習っていたのに、やってもおたぁ~!!こんばんは浦野です。
4日目の今日は、中谷女史の指導で排せつ介助を中心に指導いただく。といっても、まだ見てるだけでしたが(^^ゞ
日勤の排せつ介助は、全介助が必要な利用者さんを担当するため、手順を見させていただき、体位変換の方法や作業時間、
パットの取扱や当て方を教示してもらいました。初日でもお知らせしたように、Kホームではオムツゼロ運動の取り組みを実施
している施設なので、全介助の人もオムツは使用していません。尿取りパットを使用しています。
あと、Kホームのベットメイクの基本を教えてもらい、前回できなかった枕カバーの交換方法を指導していただきました。
残りの時間は、食事介助と水分補給の促しをやらせてもらって、一日は終わりました。
今日、自分が犯した失敗は、重度の認知症のHさんの食事介助中での失敗ですm<__>m Hさんは自発性低下が強く、食事の
仕方も忘れてきている状態で、会話も受け答えはしてくれるが、譫妄が強いため会話は成り立たない状態の方です。
で、自分はHさんの隣に座り、常食のメニューをHさんに説明し、何から召し上がりますか?の問に、Hさんは「そうね?何にしま
しょうかね?」そうすね?ハンバーグかいかがですか?「そうね、そうしましょうか。」では、ハンバーグに箸を付けさせていただき
ますね。「そうねぇ」Hさん、口を開けていただけますか?「そうしましょうかね」...
こんなやり取りを何度か繰り返した後、 Hさんご自分で食べていただけますか?「そうねそうしましょうかね」、Hさんに箸を渡し
た。 Hさんは、自分が食事をしているかどうかわからない様子で、ただ、何かの作業のように食事を作業として食していた。
ゆっくりと食事をしていただいた後、デザートを用意して促しを行う。さぁHさん、お昼のデザートは、ミカンとゼリーですよ。「どう
しましょうかねぇ」なにがですか?と聞くと、Hさんはゼリーのカップへ手を入れようとする。ダメですよ、これは食べ物ですよ。
「手を入れるとツルツルして気持ちいいんですよねぇ」食べ物だから手は入れないですよ。
そのやり取りを見ていた中谷さんがゆっくりとテーブルに近づいてきて「Hさんは重度の認知症です。全てのスタッフができてる
とは思えないし、自分もしてしまう時もあるかもしれなけど、Hさんのような認知症の方の意見を否定していけないです、否定さ
れたことで認知症の方は不安を感じてしまたり、萎縮してしまったりするんです。 認知症の方の話は否定しないで、そうなん
ですか?と受け入れたり、言葉を繰り返して、促してください。」
中谷さんは、自分に丁寧に指導してくださり、「頑張ってやってみて(^^)」と言ってテーブルを離れた。
しまった、 何度も繰り返し沢山の先生に授業で習っていたのに!!、やってもおたぁ~!! すごくショックでした。
ごめんね!!Hさん、不安を与えてしまったよね!!ごめんなさい。これから気をつけるから、Hさん、本当にごめんなさい。
これが自分の初めての失敗です。 一つひとつ、しっかり学んで出来るようして行こう!!
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