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手洗い方法(感染予防)

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  一行為、一手洗いを心がけましょう




手洗いを完全におこない、手を十分乾燥させるために、
手洗いの前に指輪を外す。
時計は手首の上方にずらす。
湯の温度を調整して、流水をかける。
手に流水をかける図

石けんをつけて、まず手の平で石けんを泡立てながら洗う。
両手を互いに擦り合わせ摩擦すると病原菌を除くことができる。
10秒間勢いよく手を洗うと、ほとんどの非常在菌は取り除くことができると言われている。
汚染状態に応じて10秒から30秒くらい、まんべんなくこする。
泡立てながらこすり洗いする図



手背、指間、親指、爪の部分などは、洗い残しやすい部分なので、洗い残しがないように手のひらを洗った後、順番に沿ってきちんと洗う。

   準備物品
   ・石けん
   ・ペーパータオルまたはタオル

①手の甲を洗う ②両手を組んでこすり、指の間を洗う ③親指を洗う ④指先を洗う



手首を反対の手で回すようによくこすって洗う。
手首をあらう図


流水の中で、手首から下の部分をもみ洗いしながら石けんをよく洗い流す。
石けんをよく洗い流す図


ペーパータオルで、指の間までよく拭く。
ペーパータオルで指の間までよく拭く図


水道の蛇口のハンドルで手を汚染しないようにするために、ハンドルの上に使用済みの使い捨てタオルの乾いた部分を用いて、蛇口を締めて、ゴミ箱に捨てる。
使い捨てタオルで蛇口を締める図



  速乾性の消毒薬を使用した手洗い



   1回に使用する消毒薬の量は約3mlである。これはノズルを押し切った量に相当する。
    手指全体に行き渡るように伸ばし、そして液が乾ききるまでしっかりと擦り込みことがポイント!
   手のひらで消毒薬を受ける図

   30 ~ 60秒間、手全体にすり込み、乾燥させる。消毒しそこないやすい部位に注意する。

     1) 手の平のしわの間まで行き渡るように擦り合わせる。
     2) 手の平と甲を組み、指の間までしっかりと擦りこむ。
     3) 指の一本一本をねじりながら、爪の生え際まで擦りこむ。
     4) 手首もしっかりと擦りこむ。
   消毒薬をすり込む手順
 速乾性擦り込み式消毒用アルコールを使う際、手は乾いた状態にしておいてください。
 ウイルスはアルコールが揮発する時に死滅するので、手が濡れていると乾きにくいため効果がなくなってしまうそうです。




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